盲導犬の仕事

主な仕事内容

通勤や買い物、旅行など日々の生活のほとんどをユーザーとともに過ごす盲導犬。安全で快適な歩行を実現するために、盲導犬は様々な動作で目が不自由な人をささえてくれます。

  • 1)角を教える
  • 2)段差を教える
  • 3)障害物を教える
  • 4)道の端を歩く
  • 5)指示した方向に進む
  • 6)目的物へ案内する

育成にかかる費用

盲導犬
1頭につき
500万円
盲導犬1頭の育成には、およそ500万円の費用が掛かるといわれています。その内訳としては育成費(食費、衛生環境管理費etc)、医療費、訓練費など健やかな盲導犬育成には必要不可欠な要素で成り立っています。

日本で活躍する盲導犬の種類

日本国内での盲導犬の種類は、主に「ラブラドール・レトリーバー」、「ゴールデン・レトリーバー」、「ジャーマン・シェパード」などの人とともに生活することが得意で、人間を誘導することができる大きさなどを兼ね備えた犬種が活躍しています。

  • ラブラドールレトリバー
  • ゴールデンレトリバー
  • 両犬種を親に持つミックス犬「F1」

ハーネスについて

  • 盲導犬の「ハーネス」は特別なもの

    盲導犬と目が不自由な人とをつなぐ「ハーネス」は犬の胴体部とそこから伸びるハンドル部から成り立っています。1939年にドイツから盲導犬とともに輸入されて以来、形状に大きな変化はありませんが、犬と人への負担を減らし、より安全・快適に歩行できるよう従来のU字型ハーネスとは異なる新型ハーネスの開発など、改良が続けられています。

    ハーネスをつけると
    お仕事モードになるよ

歴史について

  • 「盲導犬」のはじまり

    古くは、イタリア・ポンペイの壁画に目の不自由な男性が犬に引かれて歩く姿が描かれています。その他の国々の文献や資料にも犬が人を引いて歩いていたと残されていますが、歴史上初めて「盲導犬の訓練」に取り組んだのは1819年頃に活動していたオーストリアの神父さんだといわれています。

  • 世界で初めての「盲導犬ユーザー」

    1916年頃、戦争で負傷し目が見えなくなった軍人の歩行の助けになれるようにと、世界で初めての盲導犬ユーザーがドイツで誕生しました。その後、盲導犬事業がスイスやアメリカ、イギリスなどに広がり、現在では欧米のみならず世界各国で取り組まれています。

  • 日本での盲導犬

    1938年頃、盲導犬を連れたアメリカ人が来日したのをきっかけにドイツから4頭の盲導犬がやってきました。太平洋戦争により一時途絶えた期間もありましたが、1957年に国産第1号の盲導犬(チャンピィ号)が誕生し、現在では日本国内で十数個の団体が盲導犬育成事業に取り組んでいます。

人と犬は昔から
友だちだったんだね