よくある質問

1.盲導犬について

質問1

盲導犬とはどんな犬ですか? 開く
盲導犬は、視覚障がい者の安全で快適な歩行を助ける役割を担っており、「道路交通法」と「身体障害者補助犬法」でその存在が認められています。国家公安委員会から指定された法人で訓練・認定された盲導犬は、使用者と共に公共交通機関や公共施設を利用することができます。
→ 「身体障害者補助犬法」について詳しくはこちらをご覧ください

質問2

盲導犬が背中につけている道具はなんですか? 開く
「ハーネス」といいます。体に付ける部分を胴輪、人が持つ部分をハンドルと言います。
道路交通法により、ハーネスの色は白色または黄色と定められています。
ハーネスを装着すると盲導犬は“仕事開始”を意識します。使用者は、盲導犬が止まったり、障害物を避ける動きを、ハーネスを通して感じとっています。
ハーネスについているバッグの中には、「盲導犬」という表示・認定番号・認定年月日・認定を行った指定法人が明記されたカードが入っています。その他盲導犬の健康管理手帳や犬の鑑札など、盲導犬にまつわる品を携帯しています。

質問3

日本では何頭の盲導犬が活躍していますか? 開く
2019年3月現在で、全国で909頭の盲導犬が活躍しています。

質問4

1頭の盲導犬を育成するためにどれくらいの費用が必要なのですか? 開く
盲導犬1頭にかかる育成費用は約500万円です。これには、犬のフード代や医療費、施設運営費や職員の人件費も含まれています。地方自治体や奉仕団体から提供される委託金や助成金だけでは必要費用に満たないのが実状で、ほとんどが皆様からお寄せ頂く募金や寄付金によってまかなわれています。
→ 「寄付・募金」について詳しくはこちらをご覧ください

質問5

日本に盲導犬育成団体はどのくらいありますか? 開く
盲導犬の育成は、国家公安委員会から指定された法人で行われます。2020年4月時点で日本には11の盲導犬育成団体があります。
→ 詳しくはこちらをご覧ください

質問6

どんな種類の犬が盲導犬になれるのですか? 開く
現在日本で活躍している盲導犬は、殆どがラブラドールレトリバー、ゴールデンレトリバーです。ラブラドールとゴールデンのミックス犬やシェパードなども活躍しています。海外ではこの他にもスタンダードプードルやボーダーコリーなどを盲導犬として使用している国もあります。
レトリバー種は大人しく従順で、人間に対して友好的に接することができます。作業意欲も高く、警戒心や闘争心が低いなど、盲導犬に適した資質を持っていると言えます。また、人間を誘導する上で、体の大きさや力加減、体重など、盲導犬として必要な身体的条件を備えています。
→ 「盲導犬の仕事内容」について詳しくはこちらをご覧ください

質問7

盲導犬にならなかった犬はどうなるのですか? 開く
盲導犬の合格率は3割程度と言われています。盲導犬にならなかった犬は「キャリアチェンジ犬」として一般家庭に引き取られます。キャリアチェンジ犬は、「盲導犬には向いていない」というだけであって、決して劣っているというわけではありません。人と同じで犬にも個性がありますので、それぞれの個性が活かせる場所で幸せに暮らします。
また、一部の犬は「PR犬」として盲導犬啓発活動で活躍することもあります。
→ 「キャリアチェンジ犬」について詳しくはこちらをご覧ください

質問8

盲導犬になるためにはどのような訓練を受けるのですか? 開く
盲導犬候補の犬たちは、およそ1歳になるまで「パピーウォーカー」の元で育ちます。
1歳になると当協会に戻り、盲導犬訓練士による訓練を受けます。
訓練は大きく分けて3段階あり、①基本的な指示に従う服従訓練、②障害物回避や段差・交差点を知らせるといった人間を誘導する為に必要な動作を覚える誘導訓練、③貸与希望者である視覚障がい者と共に行う共同訓練です。
→ 「盲導犬の一生」について詳しくはこちらをご覧ください

質問9

盲導犬はどのくらいの期間活動するのですか? 開く
当協会では、盲導犬は10歳まで活躍します。引退後は「リタイア犬」として一般家庭に引き取られます。
→ 「リタイア犬ボランティア」について詳しくはこちらをご覧ください

質問10

盲導犬が引退したら、使用者はどうするのですか? 開く
当協会では、盲導犬が引退する時期に合わせて次の盲導犬を貸与できるように訓練を行っています。 盲導犬が引退したら、使用者には新しい犬と共に、再び共同訓練を受けて頂きます。

質問11

盲導犬の食事はどうしているのですか? 開く
盲導犬使用者が盲導犬の体質に合ったドッグフードを、毎日決まった時間に決められた量与えています。盲導犬は子犬の頃から人間の食べる物は与えていませんので、飲食店などに同伴しても人の食べ物を欲しがることはなく、静かに待機することができます。

質問12

盲導犬の排泄はどうしているのですか? 開く
当協会では、携帯可能な排泄道具(ションベルト・ションパック)を使用して排泄をさせています。
この道具を使えば、排泄物が全て袋の中に落ちますので、外出先でも使用者の手や地面を汚すことなく排泄が出来ます。犬の1日の排泄リズムを使用者が把握し、時間になったら排泄させるようにしていますので、犬に我慢させているわけではありません。

質問13

盲導犬は仕事以外の時はどうしているのですか? 開く
使用者がハーネスを外し、室内の犬用ハウスやマットの上で過ごすことが多いです。ハーネスを外しているときは普通の犬と同じように、居眠りしたり、使用者にオモチャで遊んでもらったりして過ごしています。食事や排泄の際もハーネスは外しています。

質問14

盲導犬はどうして服を着ているのですか? 開く
レトリバーは毛が抜けやすいため、使用者はブラッシングやシャンプーなどの手入れを欠かさずに行っています。外出時には乗り物や建物内に入りますので、抜け毛が落ちるのを少しでも防ぐために、コートを着用しています。

質問15

盲導犬は信号の色が分かるのですか? 開く
犬は、信号の色を見分けることができません。使用者が周囲の足音や車の走行音、音響信号の音を聞いて渡れるかどうかを判断し、盲導犬へ指示を出しています。そのため、赤信号でも使用者が判断を誤って『進め』の指示を出してしまうこともあります。
盲導犬が車の接近に気づいていれば「不服従」と呼ばれる動作で、指示に従わず停止することで危険を知らせることができますが、間に合わなければ事故に繋がります。もし信号待ちをしている盲導犬使用者を見かけたら「今赤ですよ」「青に変わりましたよ」と一言声をかけて頂けると、安全に道路を横断することができますので、ご協力をお願い致します。
これは「白杖」という道具を使用している視覚障がい者にとっても同じです。

質問16

盲導犬に出会ったら、どんなことに気を付けたら良いですか? 開く
ハーネスを付けているときは仕事中ですので、話しかけたり触れたりせずに温かく見守ってください。
ペットを連れている時に盲導犬に出会った場合、盲導犬はペットに反応しないように訓練を受けていますが、吠えられたり攻撃を受けると少なからず仕事に影響しますので、不用意にペットを近づけないようにしてください。
その他気を付けて頂きたいことは、以下をご覧ください。
→ 「街で盲導犬に出会ったら」について詳しくはこちらをご覧ください

質問17

盲導犬訓練士になるためにはどうしたら良いですか? 開く
「盲導犬訓練士」になるためには、まずは盲導犬育成団体に就職し、一定期間の経験を積まなくてはいけません。現在の当協会の採用情報については以下をご覧ください。
また、視覚障がい者が盲導犬と共に安全に歩行できるように指導する「盲導犬歩行指導員」になるためには、盲導犬訓練士になった後、さらに一定期間の経験を積む必要があります。
団体により採用時期・条件が異なりますので、各団体のホームページをご確認ください。
→ 「盲導犬訓練士」について詳しくはこちらをご覧ください

2.寄付・募金の支援について

質問1

寄付するにはどのよう方法がありますか? 開く
クレジットカード・現金書留・郵便振込・銀行振込でのご寄付がいただけます。
ご都合の良い方法をお選びください。
→ 詳しくはこちらをご覧ください

質問2

募金箱を置きたいのですが、どうすればいいですか? 開く
近距離にお住いの方には職員がお届けします。
遠方の方は郵送します。
種類がいくつかあるのでお好みのものを選んでいただけます。
→ 詳しくはこちらをご覧ください

質問3

募金箱がいっぱいになったらどうすればいいですか? 開く
おおよそ1年に1度は交換にお伺いするか、振込をお願いしております。
もし、それまでに募金箱がいっぱいになりましたら協会までご一報ください。
→ 詳しくはお問い合わせください

3.ボランティアについて

質問1

どんなボランティアがありますか? 開く
犬を預かって頂くボランティアはパピーウォーカー、ブリーダーウォーカーがあります。他に広報誌の発送作業やチャリティーグッズ制作、街頭募金等の事務ボランティアがあります。
→ 詳しくはこちらをご覧ください

質問2

子供がボランティア活動をしたいそうです。参加できますか? 開く
未成年者の申込時は、保護者の方に承諾書を提出して頂いています。
→ 詳しくはお問い合わせください

質問3

ボランティア活動をするまでの流れを教えてください。 開く
先ずは協会までお問合せください。お問合せを頂きましたらボランティア申込書をお送りします。後日、申込書を返送頂き、登録が完了します。
ボランティアへの参加は各ボランティア担当よりご案内いたします
→ 詳しくはこちらをご覧ください

4.盲導犬の貸与について

質問1

盲導犬を希望するにはどうしたらいいですか? 開く
直接協会にお電話いただくか、居住する市区町村の障がい福祉課、もしくは当協会にご連絡ください。担当職員より説明させていただいたうえで申込用紙をお送りいたします。申込書をいただいた後面接を行い、盲導犬の貸与がご本人にとって望ましいという決定がなされた場合、共同訓練を経て盲導犬の貸与となります。
→ 詳しくはこちらをご覧ください

質問2

全盲の方が対象ですか? 開く
盲導犬取得の対象は、全盲の方に限りません。視覚障がい者のおよそ90%がロービジョン(視力を矯正しても見えにくいことで生活や移動に困難や不安を抱えている方)と言われています。協会では、全盲の方だけでなくロービジョンの方への支援もおこなっています 。

質問3

盲導犬の貸与を受けるにはどのような条件がありますか? 開く
  • 身体障害者手帳の交付を受けた視覚障がい者(1級及び2級)
  • 18歳以上の方(18歳未満の方はご相談ください)
  • 盲導犬を室内飼育でき、愛情を持って飼育管理できること
  • 家族全員に盲導犬との共同生活に対する理解があること
  • 社会参加への意欲があること
  • 約4週間の共同訓練(宿泊訓練あり)を受け、卒業試験に合格すること
貸与を希望される方は、当協会へ直接お問い合わせください。
担当指導員が後日面談にお伺いし、盲導犬貸与を希望する理由や、現在の生活状況等を確認させていただきます。
→ 詳しくはこちらをご覧ください

質問4

盲導犬の貸与を受けるための費用はどのくらいですか? 開く
当協会では、盲導犬を無償で貸与していますが、犬を飼育する為に必要な物品、医療費等は盲導犬使用者の負担となります。(自治体により一部助成を受けられる場合もあります。)
また、盲導犬貸与に際して、一定期間の共同訓練を受けて頂く必要があり、訓練期間中の 食費はご負担頂きます。

※ハーネス等盲導犬歩行に必要な物品は当協会から貸出し致します。

→ 詳しくはこちらをご覧ください

質問5

盲導犬取得までにどれくらい時間がかかりますか? 開く
当協会では申込書を提出いただいてから約1年間で準備をしていきます。この待機期間は、じつはとても大切な期間です。盲導犬との生活環境を整備や職場での受け入れ交渉などをこの間におこないます。必要に応じて盲導犬との生活訓練や事前訓練などもおこない、盲導犬取得の準備を着実に進めていきます。
→ 詳しくはこちらをご覧ください

5.その他

質問1

見学会や講演はいつでもできるの? 開く
特別見学会や出張講座につきましては協会へお問い合わせください。
予定を確認し日程や時間を決定、実施させていただきます。また、季節によってはPR犬の体調も鑑みて決定しております。
→ 詳しくはこちらをご覧ください

質問2

協会にいつでも見学に行ってもいいの? 開く
兵庫盲導犬協会では、協会が定期的に行っている見学会以外での見学は行っておりません。
見学会についての詳しい実施日程や内容につきましてはお知らせブログをご覧ください。
→ 詳しくはこちらをご覧ください

質問3

PR犬と盲導犬の違いって? 開く
協会職員とともにイベントや啓発活動に参加している犬はPR(ピーアール)犬と言って、正確には盲導犬ではありません。盲導犬が行う動作は習得しているものの、盲導犬になるよりPR犬としての適正が認められた犬たちがPR犬として啓発活動やふれあいに取り組んでくれています。
盲導犬は触ってはいけませんが、ハーネスをつけていないPR犬は触ることができます。

なんでも聞いてね!